メキシコといえばテキーラだけど、お土産として一人一本買うのも大変だし。。わざわざ観光地まで行って買うのも面倒。。
メキシコらしいお土産って何があるんだろう?
すでにメキシコに住んでいて、休暇で日本で帰る際にお土産として何か買いたい、という方、いらっしゃると思います。
とはいえメキシコといえば、のテキーラは気軽に友達に配るという感じでもないし、観光地に住んでいないとお土産と言えるものも悩みますよね。
そんな時に便利な、スーパーで買えるメキシコっぽいお土産をまとめました。お手軽に近くのスーパーで買えるので、ぜひ次回日本に帰る際にお土産の参考にしてみてください。
サルサソース
メキシコといえばタコス、タコスといえばサルサ、というくらいメキシコはサルサが豊富です。スーパーに行ったら棚一面に様々なメーカーのサルサソースが並んでいます。
やはり多いのがハバネロが入ったものなどの辛い系、他に緑色のサルサベルデや赤いサルサロハなどがあります。さすがにハバネロ系はよっぽど辛いものが好きな人でないとあまりお勧めはできませんが、個人的に使いやすいなと思うのは、ワカモレのソースです。
これはアボカドベースのサルサで、中に細かく刻まれたトマトやパクチー、玉ねぎなどが入っています。よくドレッシングにありがちなオイリーで重たい感じはなく、アボカドの自然な味が感じられサラッとした質感です。さらさらしているので、ディップというより、ドレッシングやソースとして使うのが良さそうです。たまにピリッと辛いことがありますが、さっぱりと食べられます。
ちなみにハバネロ入りのものとそうでないものの2種類があるようですので、パッケージと蓋の色をよく見ることをおすすめします。辛いものには唐辛子の絵とPicante(辛い)の記載と、蓋が赤くなっています。普通の物は蓋が緑です。
コーヒー
メキシコはコーヒーでも有名で、ベラクルスやチアパス、オアハカなどがメキシコ国内でコーヒーの産地として有名な場所になります。
私がメキシコ人の友人におすすめされたのが、こちらの「Cafe Punta de Cielo」というブランドです。粉の状態で缶に入っていて、パッケージにも書いてある通り、オアハカ産の豆を使っています。
また個人的にはインスタントコーヒーも十分に美味しいと思っていて、自分用に「Nescafe reserva」というブランドの50gの小さいサイズをよく買っています。こちらは産地がチアパス(ピンク)とベラクルス(緑)があり、50gのもので30ペソ(150円)ほどです。それぞれ味が結構違うので、飲み比べ用に買ってみるのもいいかもしれません。個人的にはピンクのほうがより苦味がない感じがしてよく買っています。
先ほど紹介したCafe Punta de Cieloというブランドも、インスタント用の粉を出しているので、より手軽に楽しみたい方にはそちらもおすすめです。こちらのブランドは少し苦味が強い印象です(素人の感想です)。
チョコラテ用の板チョコ
チョコの発祥はメキシコということでチョコラテも有名です。
冬の寒い朝にあったかいチョコラテとパンを一緒に食べるのがメキシコ流、ということで簡単にチョコラテを作れるように、丸い形の板チョコのようなものが売られています。これと牛乳、または水を一緒に溶かせばすぐにチョコラテが出来ちゃいます。
私がおすすめしたいのは、この「KEKUA」という商品です。こちらは100%ナチュラルな素材を使って伝統的な製法で手作りされていて、このSin Azucarという種類は砂糖が加えられていないものになります。厚さ1cmほどの円形のチョコが、4枚入っていて、1枚で4人分の分量になります。
実はこれグアナファトの語学学校にいた際に先生におすすめされたものなんですが、砂糖が入っていない点が気に入っています。というのも、他の有名なチョコラテの製品は結構な量の砂糖がすでに入っているので糖分量が気になるんです。。
せっかくなので自分で甘さを調整できる、無糖のものがヘルシーでもあるし、チョコの本来の味を楽しめるのでおすすめです。ちなみにこちらはカカオの含有量60%です!
またチョコラテを作るのが面倒な場合は板チョコの状態で食べてしまうことも可能です。(私はかなりズボラなのでほぼいつもそのまま食べてしまっています。)難点は厚みが1cmくらいはあるのでなかなか割れないことです。
チョコとしてそのまま食べたい、という方には同じブランドからボール状のものも売られています、そちらを買うのもありです。(ちなみにこちらも無糖なのでご注意ください!)
こちらはメキシコっぽい色合いの可愛いお花がついた編み上げのカゴに入っているバージョンもあるので、食べ終わった後も小物入れとして使えるので一石二鳥です。
チアシード・アマランサスなどのスーパーフード
日本ではなかなか高価なスーパーフードですが、実は中南米はスーパフードの原産国。お菓子や飲み物にも入っていることがありかなり身近にスーパーフードがあります。
スーパーにいくと、チアシード、アマランサス、キヌアなどたくさんの種類のスーパーフードが使いやすいサイズで売られています。
チアシードはそのままヨーグルトに入れて一晩置いて食べたり、キヌアはご飯と一緒に炊いたりと、とても手軽に使うことができるので実用的で健康的なとてもいいお土産になると思います。
ちなみに写真の商品で一つ500円程度なので破格の安さです。
モーレソース(カカオ入りのソース)
メキシコに来た際に、チョコレートを使ったソースというのを聞いたことがあるかもしれません。メキシコの伝統的な料理で、鶏肉などにこのソースをかけたものがあります。
このモーレソースがお手軽に楽しめるのが、この商品です。そのまま、または少し温めて茹でた鶏肉などにかけたら簡単にメキシコ料理の完成です。
緑色のもの、チョコレートが入ったもの、アーモンド入りのものなどいくつか種類があるので気になったものを試してみるのもいいと思います。一つで4人分の量が入っています。
トルティーヤ
メキシコといえばトルティーヤですが、さすが主食だけあって、カラフル&バラエティ豊かなトルティーヤが売られています。
緑のものはハラペーニョ入りやノパル(サボテン)入り、オレンジっぽいものはチポトレという燻製にした唐辛子を使用しています。チポトレ入りのものは意外としっかり辛いので、私はヒーヒーいいながら食べています。
日本ではこんな色々なトルティーヤを食べる機会はないと思います。味もしっかりあるので、珍しいお土産になるのではないでしょうか。
ナッツ・スーパーフード入りのお菓子
先ほどのスーパーフードと少しかぶりますが、こちらはスーパーフードやナッツを使ったお菓子です。
身近にスーパーフードがあると書きましたが、その理由の一つがお菓子に使われていることが多いことです。メキシコの伝統的なお菓子「アレグリア」はアマランサスを蜂蜜や砂糖で固めたもので、街中でよく売られています。
こちらはニンジン・ハイビスカス・アガベシロップの3種類があり、それぞれひまわりのタネ、フラックスシード、ピーナッツ、レーズンなどが入っています。
普通に美味しいうえ、自然な素材を使っているのでおやつにぴったりです。見た目も可愛いのでお土産にどうでしょうか。
他にもナッツ・スーパーフードを使ったお菓子はサイズ含めたくさんあるので、一人分のバーサイズのものをたくさん買って配るのもいいかもしれません。
マサパン(ピーナッツのお菓子)
マサパンはピーナッツを砕いて砂糖と固めたお菓子です。かなりホロホロと崩れやすく、割らずに包装を開けられたら幸運が来るとも言われています。
ホッと一息つきたいときのおやつにぴったりですが、ピーナッツ+砂糖なのでかなりカロリーがあるので食べ過ぎには注意です。
またシンプルなマサパンの他に、チョコにコーティングされたバージョンもあります。
番外編
やはりメキシコといえばチリ系のものも外せないですよね。。とはいえこれらは日本の食文化には馴染みがないものばかりなので、余程メキシコに馴染みがある人向け出なければネタとしてのお土産になります。おもしろ系のお土産を考えている人にはいいかもしれません。
チリパウダー
果物にもチリをかけるメキシコ人ですが、これらのチリパウダーはまさに果物にかけるのにぴったりのものです。
なんと持ち歩きにぴったりのミニサイズで売っていて、ハバネロ入りのさらにスパイシーなもの、塩分控えめなものと様々な種類があります。
どれもライムが入っているので、辛いだけではなく酸味もあります。かなり小さいサイズなので、お試しで本場のメキシコを感じてもらうのにぴったりかではないでしょうか。
チリ入りのお菓子
これは完全にネタですが、メキシコ人がよく食べているチリパウダーが練りこまれたお菓子は変わり種のお土産としていかがでしょうか。
基本はお菓子なので甘いですが、スパイシーさがあるというような味で、イチゴ味、スイカ味など様々な味があります。ソフトキャンディー系が多いですが、飴にチリが入っているものもあります。
お菓子コーナーにいったら赤っぽい色をしたお菓子がたくさんあると思うので、ぜひ気になるものがあったら買ってみてください。
ちなみに私の友達も、彼氏に、と言って冗談でチリが入ったお菓子を一つ買って、さらに自分用にもチリ入りの飴を買って食べていましたが「わりとイケる」と食べていたので、人によっては大丈夫な人もいるのかもしれません。
まとめ
今回はメキシコに住まわれている方が日本に帰る際にお土産としてスーパーで買える物を集めてみました。
どれも簡単に手に入るけどメキシコっぽいものですので、ぜひ参考にしてみてください。
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