現地採用でメキシコで海外就職してた者が、日本へ帰国した際にペソを日本円に換金したので、その詳細をお伝えします!
駐在の人は日本円でも給料をもらっているから良いよなあ・・。(駐在の人は、人によっては、自分の後に来る担当の人に、自分が持ってる現地通貨をまるっとあげちゃって、代わりに同等額の日本円を受け取ったりするそうですよ。win-winの両替!!羨ましい。)
そんなことはともかく。メキシコペソの換金について調べると、ドルに換金して日本に持って帰ったりだとか、ビットコインを使ったりだとかありますが、悩みに悩んで、結局無難な銀行送金&少しトライしてみてビットコインでちょっとだけ換金しました。
BBVAでネット上で送金
私が使っている銀行がBBVAなのですが、ネット上で完結する「Transferencia Internacional」というサービスがありました(BBVAのネットのユーザー登録をしている必要があります。)
これは大変便利で、わざわざ銀行の支店まで行かなくても、全てネットで終わらせることができました。
手数料は下記にある通りです。私はこの中で青下線を引いた部分がかかり、計5500円くらい取られました(涙)。改めて計算すると馬鹿みたいに高いですね!!(と思ったのですが、口座の明細を見ると、引かれていたのは25ドルでした。よく分からないです。)
- 送金金額に関わらず、インターナショナル振り込みの受付手数料:30ドル+税金(16%)
- 支店を使用した場合の送金手数料:39ドル+税金(16%)
- BBVAのオンラインサイトを使用した場合の送金手数料:308ペソ+税金(16%)
- 問題があった際の問い合わせ対応は、送金先がユーロを使用の場合:50ユーロ+税金(16%)、または送金先がドルまたはユーロ以外を使用している場合:27ドル+税金(16%)
ちなみにBBVAでの送金は、ドルのほか日本円、中国元でも可能でした!!ただ、メキシコで日本円に直接換金するのはレートがかなり悪いのではと思っていましたので、ドルにして日本へ送ることにしました。
住信SBIネット銀行の外貨口座へ送金
日本での受け取りは、住信SBIネット銀行にしました。もう1つ別のネット銀行の、楽天銀行の口座も持っているのですが、受け取り手数料が2450円かかるのでやめました。
住信SBIネット銀行だと、日本円だと入金額にかかわらず2500円の受け取り手数料がかかって、他の取り扱い外貨だと、1回の入金額が5万通貨以上で手数料無料(5万通貨以下は、ドルで受け取りの場合:25ドル)だったので、これだ!と思い住信SBIネット銀行にしました。
本当に今さらなのですが、ドルで5万通貨って、5万ドルですよね。。日本円で500万円。。。そんな大金は持っておりません(涙)。勘違いして、500万は送金できると思っていたようです(涙)。それくらいの額送金が必要!という方は住信SBIネット銀行の外貨送金受け取りがおすすめですね。そこまでの額でない方は、どこでも手数料は大差ないですね。
外貨口座にした理由は、ドルで受け取る必要があったこと、また住信SBIネット銀行で外貨送金受け取りサービスというものがあったからです。
もともと住信SBIネット銀行の口座は持っていたのですが、外貨口座は持っておらず、外貨送金受け取りサービス利用のためにはまず外貨口座を開く必要がありました。といっても難しいことはなく、何か外貨を購入するだけで良かったので、1ドル分の外貨を購入し口座を開きました。
メキシコ側で送金をする前に、先に受け取り口の口座を開いておくのがいいですね。
その後送金をして、数日経ったあと住信SBI側から「資金使途」について問い合わせがあります。マネーロンダリングを防ぐために、なんの資金をなんの目的で送金するか、というものを回答する必要があります。
今回、恐れいていたのが、非在住者は海外送金受け取りのサービスを使えない、ということです。というのも、私は日本での住民票を抜いており、ザ日本居住者ではありません。で銀行とかはよく、海外移住される場合は銀行口座を使用できませんとか、下手すると凍結します、みたいなのをよく見ていたので、ビクビクしていました。
しかもさらに、住信SBIネット銀行でその「資金使途について」の回答を書き込もうとページを開いても、「注意事項」みたいなところに「非居住者は使用できません」とばっちし書いてあるんですよ。もう、今回の送金でかかった手数料は勉強代として、1回送金をやめて日本に帰って住民票を入れた後に改めて送金をやり直そうかと本気で考えました。(あとは、どういうふうに資金使途を書いたら、居住者でないとバレないか、ない知恵をめぐらせました。)
結局これは「非居住者」で調べてみたところ、「意外と自分はそれには当てはまらないのかも」と思い少し安心しました。住民票の有無しは関係なく、現在まで日本に1年以上居住している場合は居住者になる、と書いてありますし、国税庁のHPには、日本国内に「住所」がある、という場合でも十分居住者になるとのこと。私は実家があるので、しっかり居住者ですね。
ということで、友達の助言もあり(「マネーロンダリングを防止するための資金使途の確認だから、ちゃんとした理由なら文句は言われないはず!」)、ちゃんと正直に、海外預金を本帰国のために送金する、と書きました。
するとすぐに受け取りの許可をもらって、無事口座に受け取ることができました!ここで引かれていたのは外貨送金手数料で、25ドルかかりました。
手数料は計50ドルっぽい
結局振り返ってみると、手数料で取られたのは、メキシコ側で25ドル、日本側で25ドルの計50ドルのようでした。普通、銀行間送金だと経由・中継銀行での手数料を取られることもあるかと思いますが、今回送金前にBBVAに確認したところ、「それはかからないかなぁ」と言っていました(電話で教えてくれたお姉さんが正しければ)。
でも、今回BBVAでペソ→ドルにしてくれた為替が「1ドル 20.2388ペソ」で、これそんなに良いってわけじゃないですよね、やっぱり。
で結局外貨で受け取った後、ずっとそのままドルで持っておくのも怖かったんで日本円に換金したんですが、そこでも住信SBIの為替手数料がかかるので、それもあってだと思いますが、結局最初に送金した元のペソ総額から、最終的な日本円になったのを簡単に計算してみると、なんか4万円くらい差があるんですよね。まあペソの値段、ドルの値段、と日々変化はあるのでそういうところも影響してきては来ると思いますが。
そんな感じでした。
BitsoとBitflyerを使ったビットコインでの送金
銀行送金のほかに、ビットコインを使っても送金してみました。元々は、できれば全てビットコインを使って送金できればと思っていたのですが(手数料も、銀行送金に比べたら全然安いし)、Bitsoというところで扱っていい1ヶ月の金額が80万円?とかだったので、それは全然額が足りない、ということでビットコインは自分の勉強のためにも少額で試しにやってみる、という程度でした。その額も少額も少額で、2万円弱程度です。
ペソをビットコインに変えるのはBitsoというアルゼンチンかどっか、中南米系の取引所を使用し、その後ビットコインを日本側のBitflyerに送って日本円に換金しました。
ペソをBitsoに送るのは手数料はかからず、主にかかった手数料で一番覚えているのはBitsoからBitflyerに送る際でしたね。なんかこれがビットコインの為替?と変動しているのかわからないですが、送金時に見てるとちょっとずつ上下して刻々と手数料が変わっていたようです。なぜこの手数料を一番覚えているかというと、何しろ馬鹿みたいに手数料を取られたからです!明細を見返してみると、毎回100ペソは取られていました。その時はそれぞれ6000円、9000円分くらいのビットコインを送ってます。毎回100ペソです。デカすぎですよね。
そして間が悪いことに、ビットコインの価格は下降傾向にあって、全然為替で儲けるとか出来ませんでした(涙)。手数料を取られ、価格も下がり、ビットコインでは損しかしていません(涙)。まあ初心者がちょちょっとやってそんなに簡単に儲けられるなんてうまい話があるわけもないんですがね!
今回BitsoとBitflyerを使ったのは、他の方のブログを参考に見ていてBitso・Bitflyerを使っていたので特に考えもせずに選びました。いや、メキシコ側の取引所については少し調べたんですが、やはり外国の取引所を探すのって大変ですよね。信頼がおけるものなのかも分かりづらいですし。なのでブログを信じてBitsoとBitflyerを使ってみました。
しかしブログを改めてよく見てみると、その時はビットコインの送金手数料は「1ペソ前後」ですと?!みなさん、お気をつけください。今は全然そんな可愛い値段じゃないですよ。。
実は調べていた時にBitsoの他に登録していた取引所があって、eToroというところなのですが、送金手数料に違いがあるのでは、と思ってちょっとこっちでももう一度ビットコインの取引をしてみようかなとは思っています。やる前にまず手数料を調べろ、っていう話なんですが。
こちらについては、やってみてまたご報告します!
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