病院3つ巡って判明:後頭部のビリッとした痛みは、リンパの腫れでも頭痛でもなく、帯状疱疹でした

帯状疱疹のアイキャッチ画像 日常
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帯状疱疹とわかるまで結局3つも病院を回ることになりました。

最初の2つは治療もなく、うちじゃないね、と次の病院を紹介される始末。

ズキズキ痛みが続く中、直す薬をもらえるという望みを持って行った病院で次の病院を紹介され続けるの、しんどかった・・・。

これは後頭部の痛みが帯状疱疹が原因とわかるまでの体験記です。

後頭部の膨らみをいじってたら、電流が走るような激痛に

2日前からでした。なんか頭皮が腫れてるみたいに盛り上がってるなー、とPCをいじりながら右の後頭部をさすさす触っていたんです。気になると触っちゃうのが人間の性。膨らんでるなーと午後中ずっと触っていました。

そしたら、夜になって急にビリッと電気が走ったような鋭い痛みが後頭部から首にかけて頻繁に発生するように。

「後頭部 痛い」で調べると「後頭リンパ節が腫れてる」という記事が出てきます。「後頭リンパ節 ズキズキ」で調べると「後頭神経痛」というのも出てきました。

ズキッとした痛みはどうやら神経痛の痛みっぽいぞ。後頭神経痛だと、原因は長時間の猫背とか悪い姿勢+精神的ストレス。思い当たる節あるー!

とりあえず姿勢少しは良くしてストレッチしたら良くなるんだろうかと思って、肩を回したり、肩や首のツボを押してみますが・・・。全然良くならない。横になっててもズキッとした痛みが絶え間なく襲ってくるし、右側の後頭部を枕につけると痛むので、枕につかないように左側を向いて痛くない場所を探すしかない・・・。

寝ようと思っても、ふとした瞬間にビリッと痛みがくるので、全く眠れず。ようやく明け方になってうとうとできたくらい。

これはあかん。明日、絶対病院に行く!

耳鼻科医の「これは耳鼻科じゃないね」

次の日。リンパの腫れに、「亜急性壊死性リンパ節炎」というものがあるらしい。しかも「若い女性に多い」って、私絶対これじゃん!

首のリンパ節が腫れているときは病気の可能性もある」なんてネットの記事が怖いこと言うから、早速耳鼻科に行くことにした。

初めて行ったクリニックで、すごくテキパキしているお医者さんだった。

「後頭部がズキズキしてて」「後頭部が腫れてて」と説明を始めたものの数秒で、「あ、これは耳鼻科じゃないね」との驚きのご見解。

耳鼻科で見るのは、耳含めた顔の前面が対象とのこと(うろ覚えなので間違ってるかも)。耳より後ろ側だった今回問題の後頭部は耳鼻科で見る範囲ではないと言われてしまいました。いくつか耳鼻科的なツボのようなものを押されつつ「これ痛くないでしょー?」と聞かれ、それは別に痛くないと言うと、やはり耳鼻科ではないとのこと。

痛みがひどいならロキソニンとか痛み止めを飲んでおいたら、と言われて自宅にあった生理痛用の薬を飲みましたが、全然効かない。

痛みがひどすぎてとりあえず寝ようと横になりますが、なぜなのか痛みがますますひどくなって、数秒ごとにビリッ、ビリッと痛みが走ります。

悲しい。しんどすぎて、涙が出てきます。眠れない時って一番鬱になりやすくなりませんか。辛い。

夜、寝ようにも寝られないので、夜中1時に起きて、改めてバファリンと、なぜかかつて家族からもらったCBDオイルの錠剤を飲みました。少しでも痛みが和らいで、眠気が来ることを願って・・・。

痛みの合間にうとうとして、なんとか数時間は寝られたはず。

頭痛外来での「これは頭痛外来で見る頭痛じゃないね」

さて次の日。頭が痛すぎる。後頭部のズキンズキンが全く治らない。

耳鼻科に紹介された近場の内科があったんですが、これがGoogleマップで評価を見ると無惨にも星2つ。「他の患者の血がついた器具を使用してる」とかなかなか怖すぎるレビューがあったので、他の病院を探します。

幸い、頭痛外来がある病院が近くにあり、当日の予約を寛大にも許していただき10:30の予約を10:10にとってマッハで自転車かっ飛ばして病院へ向かいました。

頭痛外来というもの自体に初めて行きましたが、そこの病院の担当の先生はまあお優しい親身になって話を聞いてくださる女性の先生で、ありがたや・・・と思ったものの、「これは頭痛外来で見る頭痛じゃないね」の一言。

私:「今度はどこに行けばいいですか(涙)」

先生:「皮膚科ですね」

皮膚科ー!頭痛なのに皮膚科!!

どうして?、というかなんで?、と疑問が湧いてきますが、聞くと「神経にいるウィルスが悪さをしていて(※正確に覚えていないので、間違ってるかも)、このまま悪くなると帯状疱疹になる可能性もある」とのこと。

その後、待合室で待っている時に、経験値のありそうなスタッフさんに「帯状疱疹になると怖い。もし今日時間があるのであれば、できれば今日中に皮膚科に行った方が良い」と非常に親身なアドバイスをいただき、皮膚科への病院はしごを決意

皮膚科医の「これ帯状疱疹かなあ?」

耳鼻科、頭痛外来を経て、無双状態です。2日間で3枚目の診察券を作ろうとしています。頭痛外来のスタッフさんのアドバイスを胸に、皮膚科へやってきました。

皮膚科の先生は、最初頭皮の腫れを見ただけでは帯状疱疹と確信が持てませんでした。なぜか数日前に首にポツッとニキビができていて、それを私が「それは関係ないです(痛くない、という意味で)」と言ったので余計混乱させた模様。

帯状疱疹と確実に言い切れる症状が見つからないようで、皮膚科の先生には「これ帯状疱疹かなあ?」と言われてしまいました。

ああ、頭痛外来の先生にもスタッフの方にも言われて来たのに、信じないなんて・・・!

「頭皮を器具でぐりぐりして中の細胞(?)を採って検査しないと帯状疱疹かわからない。痛いけどやる・・・?」と言われて若干やらない空気になっていたところ、ここで先生のナイスなジョブが。

自分では気づいていなかったのですが、右耳の前に水泡のようなぶつぶつがいくつかできていて、周辺の皮膚が赤くなっていたのを、先生が発見してくれたのです。

それをもって、首のニキビも同じく帯状疱疹が原因と判断づけて右耳、首、右後頭部の腫れ、で帯状疱疹と判断いただきました。

結局、できるだけ早く飲んだ方がいいと言われたウィルスを倒す薬と、痛み止めの薬などを処方してもらって、私の痛みとの戦いはようやく終止符が打たれました(と書きたいが、薬飲んで2日経ってもまだ後頭部痛い。)

教訓:痛みがあったら病院に早く行きな!

今回の教訓は、「痛い時は早く病院に行こう」です。ああ・・・そんなこと言われなくたってみんなわかってるよ・・・って感じですよね。

たまたま私は時間があって病院巡りできたので、早めに帯状疱疹とわかって治療を始められましたが、手遅れになるのは怖いので、できればみなさん何か痛みがあるときは時間作って病院行ってー!

あと、後頭部がズキッズキッと電流が走ったように痛むのは、今回のように帯状疱疹のパターンもあるので、リンパの腫れとか頭痛とかの可能性も考えつつ、周辺に水疱とか出てないか確認して、皮膚科に行くことも検討してみてー!

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