メキシコ行ってびっくりしました。トルティーヤ、こんなにもカラフルになるんだ!って。
と言っても、基本はとうもろこしのトルティーヤで、スーパーで売っている既製品に亜種があったのと、あとは地方に、特別な?種類のとうもろこしを使ったトルティーヤがあったくらいで、基本は一択なんですけどね。
ではでは、私が出会った3カラーのトルティーヤたちをご紹介します!
橙色のトルティーヤ(チポトレ入り)
オレンジ色のトルティーヤ、こちらは熟成→乾燥→燻煙された唐辛子であるChipotle(チポトレ)を練り込んだトルティーヤになります。La Comerというスーパーにプライベートブランド商品のような形で売っていました。
味は意外と辛い!チポトレがしっかり味を出していて、毎回買うときはそのままバクバク食べ進めてしまっていました。これで料理をしたことがないのですが、スナック感覚でいつも食べていました。
ちなみにこれは日本でもお馴染みの、小麦粉からできたトルティーヤです。
緑色のトルティーヤ(ハラペーニョ入り)
これも、唐辛子のハラペーニョ入り!こちらは唐辛子でも、そんなに辛くなかったと思います。チポトレほど辛みとかがなく(たしか)、ちょっと青臭い?感じというか、あまり味がなかった印象でそんなに好みではなかったですね。
チポトレがいい感じに辛みがあっておつまみ感があるので、そちらの方が個人的には好きでした!これも、スーパーのプライベートブランドで、小麦粉製のトルティーヤです。
緑色のトルティーヤ(ウチワサボテン入り)
メキシコではNopal(ノパール:日本ではウチワサボテン)と呼ばれるサボテンがよく食べられていて、それが練り込まれたトルティーヤになります。これは、、食べたことあったかな?Nopalって、それ自体はあまり味はないので、トルティーヤになったところで、味はしないです。食べたけど、そんなに好みじゃなかったかもしれません。それくらい印象にない&わざわざ買おうとは思わなかったですね。
Nopal自体はヘルシーな、健康に良い野菜と認識されているので、Nopalが入ったトルティーヤは、ヘルシー系トルティーヤとして扱われている感じで、健康志向の人が、ただのトルティーヤではない、わざわざ健康がプラスαされてるものを買うっていうような感じでしたね。
青トルティーヤ
スペイン語では青トルティーヤと呼ばれますが、実際は真っ黒なとうもろこしからできたトルティーヤになります。色は真っ黒。焼く前は少し青みががっています。(上の写真で、白っぽいのが、まだ焼く前のものです。)
調べてみたら、青とうもろこしはアントシアニンが含まれていて抗酸化作用があり、食物繊維も豊富で、普通のとうもろこしよりも栄養がある、めっちゃいいものみたいです!
青トルティーヤは、日常では普通のお店でもまず出てくることは無いし、口にすることも少なかったですが、ケレタロに旅行に行った時に店先で手作りでGorditas(ゴルディータス:トルティーヤ生地で中身の具を包んだもの)を作っていました。地方とか、手作りをしているお店、伝統的なものを提供しているお店だとありそうですね!
調べてみたらトルティーヤとして一応普通にスーパーでも売ってはいるみたいですね。
私はまたまたGorditaですが、スーパーでパックに入って売っていたので食べました!スーパー内で手作りで作っているのです。出来立ては温かいです。いっぱい種類売っているサルサ(これも出来合い)から好きなのを買って、好きにつけて食べましょ!
他にも黄色、紅、かぼちゃの花入りトルティーヤとか!
Googleで調べてみると、他にも黄色とかピンク・紅っぽいのもあるみたいですね。そもそも元になるとうもろこしがかなりカラフルな種類があるようで、それを元に作ると、必然的にカラフルなトルティーヤができるみたいですね!
ご紹介したのは、サボテンとか唐辛子とか、とうもろこしの実際の色とは関係ないものを入れて色を変化させているものでしたが、似たような感じには、パクチーを入れたり、ビーツを入れて赤くしたり、かぼちゃの花をタコ煎餅みたいにトルティーヤ表面にプレスしたものもありました。
トルティーヤは日本でも色々なものを練り込んだパン・食パンがあるように、好きなように色々入れて色・味を楽しめる、柔軟性というか寛容な食材みたいですね。
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